完全房室ブロック!
完全房室ブロック
これが私の病名。
脈が打つ電気信号なるものを伝える場所に異常があるということだ。病名が分かったのは、中学生の時。
具体的に、どこがどうなって、房室ブロックなのかは、ペースメーカーを入れた、高校を卒業した時に知ったくらいだった。
当時の先生の説明によると、こうらしい。
脈を打っているところは、とても正常に動いているのだけれど、途中の伝える神経が切れていて脈を伝えられない。そこで、身体は生きようと、小さな脈を打ち出すところができていて(いつできたんだろう・・・。たぶん母の胎内にいるときだろう)、その脈が弱々しいので、不整脈となり、命を維持できないのだと。
ある先生はこうも言った。
「非常にビューティフル。神経が切れているだけで、心臓は理想の動き」と。
そうなのだ。もともとの脈は元気に打ち続けてくれている。神経が切れているから、伝わっていないだけ。支えてくれている小さな脈はへこたれているが、ペースメーカーのおかげで元気に脈を打っている。他の目立った症状は何もないのだから、ノーマルな形になっているのだ。
初めての投稿は、こんな病名だったということで。
次は、入れる前のあまりにも普通な健康状態と、当時の心臓病への認知の低さ、そしてかすかな変異の予感・・・!を書きたいと思います。